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2005年7月


7月31日


さあ7月も終わりですねえ。

これから夏本番ですねえ。

釣りの季節ですねえ。

釣りたいですねえ。


ということで今日も行きましたが今日は雨が降ったのでまったく反応悪くボウズでした。

気合入れてローリングベイト2個とSCフックも買っていったのに…
魚が食わなきゃ意味がない。



          





まあ、また釣れるさ!こんな日だってある!












7月30日


昨日あまりつれなかったもので今日も行くことに。


昨日の夕方に一人で釣りにきていた先輩が今日も行くというので車に乗せてもらえた。

この先輩は昨日70UPをばらしてしまい、それが夢に出てきたらしい。
そしてリベンジというわけだ。



今日も同じ天保山。
潮は悪くない。
期待してスタート。

2投目のセイゴはもはやお決まりとなってきた。
先輩が1匹ゲッツ。

先端へ移動する途中の停泊船周りで足をとめ、いろいろ探る。
タナを変えたり、スピードを変えたり。
アタリはちょくちょくある。

私があきらめたポイントへ先輩がキャストした。
あたらんかったよ〜と言った矢先

「きた!」

えっ!さっきあたりもせんかったのに…

ともかく先輩がヒット。けっこう引くいい魚体。


          


サイズは47センチ。
ま、そこそこの1匹。


なんだか完全に負けている。
なんとか1匹釣らねば…



先端でキャストを繰り返していた途中、ルアーの軌道が変わる瞬間に大きなアタリ!
食ったと同時に水面でエラ洗い!いいサイズだ、まちがいなく60UP!

…が、その一撃で無念のフックアウト。ちくしょう…



残り時間が30分ほどになったのでこの桟橋をあきらめ、私は隣の桟橋へと移動。
ここはあまり釣れないというが、叩かれまくって荒れた場所よりは釣れるのではないか…
と最後の賭けにでてみた。


一番浅い、岸壁にとめてあるボートとボートの間。
ここを通してみたところ、ガツッ、ガツッ!これは喰うぞ!!

読み的中!しっかりフッキングしファイト!
しかし意外とすんなりとあがってきたのでセイゴかと勘違い。
魚体が見えるやそれは50センチの立派なシーバスでした。


          


形勢逆転の一発。
なんとか今日の最大寸を得て満足しました。


いや〜楽しいね。











7月29日


前日の釣果を知らせたら、みんなが行きたがった。
ここ最近シーバスは不調でみんなあまり釣ってないのだ。
そんな中に状況回復の知らせだから、いきたがるのも無理はない。


そして私は今日も釣り場へ向かう。
今日は一緒の歳のバイト友達。
巨大なMYカーを所有しているので乗せていってもらった。



バイト終了後に向かったので時間は12時をまわっていた。
今日の夕方には先輩が釣りにきていたらしく、そのときは50前後3本と、70UPのバラシだったらしい。
ヒットだけだと10回以上あったらしく、かなりよかったらしい。

早速ローリングベイトを投入。
友人はエアディープを投入。

2投目、セイゴがヒット!友人もヒット!
今日もまたいい調子♪





ちょっと大きめなセイゴだけにうれしい。
さあ次々!



…と思ったものの2匹目を釣って後が続かない。

あれ、こんなはずでは…


そしていつもの桟橋の先端へ移動。
ここで粘ろうか。


ヒットこそないものの、チェイスやアタリはかなりある。
しかしショートバイトばかりでなかなかフッキングしてくれない。

釣れないまま刻々と時は過ぎ、帰還の時間が迫った。

次の日は朝からバイトなので早めに帰ろうか、それじゃラスト1投…
とお互い最後のキャスト。


「きたきたきた〜!」

友人が唸る。
なんとこれだけ粘って出なかった1匹が、ラストの1投でかかったのだ。
なんとラッキーなやつだろうか。





サイズは45センチ。
さほどのおおきさではなかったものの、エンディングを飾る貴重な1匹となった。


前回のボートシーバスでボウズをくらい、どん底に凹んでいた彼だが
今回は満面の笑みで帰ることができた。



しかし、肝心の私は30センチのセイゴ2匹に終わりました…














7月28日


夕方から夜にかけ天保山へ釣行。


到着し買ったばかりのローリングベイトをセットし試しに足元へキャスト。
すると1投目でセイゴがヒット。




こりゃ調子いいのか?
投げるたびにゴンゴンアタリが連発。

セイゴを相手にしてもどうしようもないので桟橋の先端へ移動。
常夜灯周りを攻める。
暗がりとのハザマへキャストし中層までカウントダウン。
そこから超スローリトリーブ開始。

数投目、ガツン!ロッドに重みが伝わる。
瞬時に魚は食い上げて豪快にジャンプ!シーバスだ!

サイズはそこそこなようで、なかなかの突っ込みをみせる。
しかし私のラインシステムは12lbに30lbのリーダーなのでかなりオーバーパワー。
安心して寄せることができる。

観念したシーバスへネットを伸ばしランディング成功。

         


スズキ…とまではいかないものの55センチのシーバスだ。
なかなか太くていい走りをしてくれた。
今日はキープできないので魚体にあまり触れないよう慎重にリリース。



常夜灯周りが荒れたので桟橋にとまる停泊船まわりを攻める。
シーバスたちはこの船の下でベイトを虎視眈々と狙っているのだ。

ピンポイントキャストで停泊船周りを打ち込む。


少し遠めにキャストしカウントダウンのフォール中、ラインが一気に走った!
それはかなりの驚きだった。
なぜならフォールでのヒットはそうとう活性が高い状態でないとほとんどないからだ。

そして魚は一気に浮上しエラ洗いをかます!
強烈な首振りでフックアウトする場合がほとんどのシーバスだけに慎重に対応。
どうやらさっきよりサイズアップしたようだ。
ランディングへ入るところであしもとの橋脚へ潜ろうとしたので焦ったが、なんとか浮かせることに成功。
そしてネットイン。


         


サイズアップし60UP!
大阪シーバスとしてはなかなかの魚体だ。
さらなる成長を祈ってリリース!



帰り際、桟橋際をテクトロしてみた。
きっとなにかがかかるだろうと思ってはいたのだが…

なんとキビレ(黒鯛の近種)がかかったのだ。
重く、なんともトルクフルな突っ込みを繰り返したのですぐにシーバスではないとわかったが
それにしてもよく引いた。
浮かせた魚体は目測で少なくとも40オーバー。
しかし…なんとランディング中にネットが折れた!!
ああっ!なんてことだ…


無念にもフックが外れていたようで、ネットと共にキビレは海中へと消えた…。
取り込み方を誤ったせいだろう…反省だ…。

















7月27日


家から歩いて3分くらいのところに新しく中古釣具店ができていた。
けっこうチェーンのあるパワースポーツだ。


ちょっと覗いてみると、やはりバス用品ばかりだ。
ソルト用品はやはり片隅に追いやられている。


いくつかのソルトルアーを手にとって思った。

「安い…」

K−TENカスタム7センチが200円ラパラCD7が200円…
十分使えるのに。


いくつかのルアーを購入し、店員と話していたが、やはりソルトはバスに比べると圧倒的に入ってくる量は少なく、買う人も少ないようだ。


        

今日買ったルアー。
シュガーミノー2色、アスリートミノー2つ、シーバスハンター3、imaのMOGE。

これだけかって2千円。








7月25日


キジハタのノウハウを理解できてきた今日この頃
キジハタタックルを一新しようかと考えている。

まずロッドだが、今使っている一般的なルアーロッドでは、かなり穂先が固い。
バットパワーはそれなりにあるのでかけた後は結構楽にやり取りできるが
バイトを確実にフッキングへと持ち込むにはもうすこしやわらかい穂先がほしい。

しかし市販のロッドにはなかなか理想の調子がない。
筏竿が理想に近いのだが、筏竿は先端の曲がりがちょっと極端すぎる。

悩んでいろいろ試してみた結果、理想のロッドを発見。
それはテンリュウのライトジギング用ロッドのオフショアライト。
ソリッドが入っているので抜群の感度・食い込みである上、ジギングロッドの強さもある。テトラ上での超近距離がメインになる私のキジハタ釣りにはベストなロッドであると思う。


リールは、スピニングのほうが巻き上げスピードがあって確実にいいと思うのだが、先に書いたオフショアライトがベイトモデルなのだ…やや大型でできるだけ巻き上げスピードの速いものを選ぶとしよう。この釣りは根の中で釣りをしているようなものなので遅いのは命取りになる。

ライン。今もかなり太いラインを使用しているが、さらに太いものを使おうと思う。キジハタには太いラインでもほとんど釣果に影響しない。根ずれに強く、それでいて太いもの。磯釣り用の7号くらいを使おうかと思う。PEでもジギング用や船用のアホみたいに太いやつなら根ずれでもなかなか切れない。前に50lbのPEで試してみたが、なかなかのキャッチ率だった。

リーダーは船ハリスの6〜10号を使っている。文句なしの強度である上、大口径の糸巻きに巻かれているのでほとんど巻き癖がない。なにより、安い。100メートルで900円で売っていた。


問題のルアーは、ソフトルアーメインで変わらないだろう。
バレットシンカー、安い中通しのオモリをつけてのテキサスリグが一番無難だ。
しかしなるべくなら細身のシンカーを使ったほうがよい。球形や三角型はテトラの隙間に挟まってしまうようだ。
フックは安いワームフックでいい。10投に1回は根がかるような釣り場では伸びて回収できるものがいいとおもう。魚に伸ばされず、根がかりで伸びるくらいのものが…。



これらは私のよくいくポイントでの特殊な釣りになるのであまり参考にならないかもしれないが、テトラ上からテトラの奥底を探る釣りではキジハタ40オーバーですらこれくらい極端にしないとなかなか上がらない。

これからのシーズンに向けてそろえましょ…。




















7月23日


友人と難波へあそびにいった。


自分には何の目的もなかったのだが友人が服を買うというのでその相手だ。

富山時代にもあまり繁華街に出歩かなかった私だから、
大阪の街など何もしらない。
しかしこの友人はかなり慣れていてさまざまなショップへ私を連れまわす。
いまどきのシャレた店から、ビルの何階も上の、合法ドラッグを置いている怪しげな店まで、なぜそんなに知っているのかと思うほどによく知っている。


私は大阪にくるまでこんな世界とは無縁だと、ずっと思ってきた。
まったく興味もなかった。

しかしこうやって実際に来てみると、意外に面白いものだ。
特に私にとってはすべてが新鮮で、何を見ても飽きない。



昼に「神座(かむくら)」というラーメンをおごってもらった。
前に来たときもラーメンと寿司をおごってもらっている。
気前のいいやつだ。


食後、ぶらぶらと街をふらつき、
日も落ちるころになって道頓堀川のほとりのきれいな公園でビールを飲みながら話をした。
なにやら悩みの相談になった。


こいつは再来週くらいから1ヶ月ほど1人でアメリカを放浪してくるというから
そういう悩みかと思いきや、そうではなく、
「人間関係をうまくするにはどうすればいいか」
ということについての相談だった。
私を見ていて、「なぜそんなにうまくやっていけるのか」疑問だったという。

私は何も考えてはいない。
が、みんなが平和に過ごせる方向へ方向へ、自分が世間のトゲにならぬように生きることがモットーなので、彼にはそう見えたのかもしれない。

彼は、間違ったことや、筋の通らないことが嫌いで、力を誇示してくる者を前にすると力で抑え込みたいという衝動が強い。しかしそれを上手に行動に移すことが苦手で、どうしても直接その思いをぶちまけてしまうため、人間関係がこわれてゆくのだろう。

私は返答した。
「お前がそう複雑なことを考えるように、人間はいろいろさ。自分の思いを伝えて、そして人間関係を築きたいなら、まずそれを理解し、歩調を合わせることが大切じゃないだろうか。自分の考えを主張し自分のペースで進んでいくものに相手をしてくれる人はほとんどいない。笑って一緒に歩んでみればいいよ。そうすりゃ相手も自分の主張に耳を傾けてくれる。」



ふと街の方を見た。
街は夜など気にもしていないかのように眩しく輝く。



友人が一言こぼした。


「ここは人が溢れている。でもそれがなによりの勉強なんだな。」













7月20日


学校から帰ってやっと寝ようかと思っていたそのとき、電話がかかってきた。


私のケータイに電話がくるなんてめずらしい。
ぶんぶんの先輩からのボートシーバスのお誘いだった。
いつも断ったり寝坊したりで迷惑かけているので
今日こそは行こうと決断した。


今回行ったのはシーバスチャーター船「シーパラダイス」
最近はあまり調子よくないという話だったがボートではなにが起こるかわからない。
ローリングベイトとクローザーを購入し出船。


        
               おもいっきり都会のベイエリア。


今日は大阪北港・南港周辺の停泊船や常夜灯周りを狙うようだ。
ベイトもとてもたくさんいて、好条件に見える。
船長も今日はなかなかイイと言う。


が、なぜかルアーには反応しない。
3人で集中して攻めるが、アタリすらない。

みんな首をかしげる。


そんなことを繰り返し、ポイントを変える。
反応がなければ即移動、これが重要なようだ。


そして3つほどポイントを移動し、造船所?の中のようなポイントに着いた。
非常に有名なポイントで、ベイトもうじゃうじゃいる。

私はローリングベイトを着低させ、そこから高速巻きでアピールし、スローダウンして食わせる、戦法にでた。
すると…

ゴン、ゴンッ!

アタリだ!ワンテンポ置いて…そら食った!!

けっこー引く。55〜60くらいか?エラ洗いをかわし、そのまま浮かせる。
どうやら55くらいのようだ。
が、ここで皮一枚だということに気づく!
突っ込むな…と祈ったが、無念いきなり走り出しフックアウト。


しかし船内初ヒットだったのでちょっとテンションがあがる。



その直後からバイトが増えだす。
友人が50くらいのかけるが、ラインブレイク。

そんでもって先輩が25センチくらいのを1匹釣って船内初ゲット。

この場所のシーバスは活性があがってるようだったが、確実な1匹を求めて少しだけ場所移動。

ここもかなりのアタリがある。これは確実に釣れる!と思った時だった。
いきなりロッドが曲がった!ヒット!!

サイズはさっきよりも落ちるがけっこう元気に走って小気味よい。
今度はがっちりフッキングしているので安心してランディングした。

サイズは50センチ。黒い居つきの個体。
なんとかまともなサイズをあげて船長も安心顔だ。


その後先輩が40くらいのを1匹釣り、あと数箇所を回ったが、活性が低くまったくノーバイトでフィニッシュ。



なんとか1匹釣ったものの、今日はとても渋かった。
なにが原因なのか船長もよくわからないと口にしていたが、ベイトが多すぎることが関係しているのかもしれないと言っていた。

今度は富山の友人とこのボートに乗りに来る予定なので、そのころには調子が戻っていてほしいものだ。



        
             今日の一匹です。ピンボケごめんね。




















7月19日


おひさしぶりです。

ちょっとPCが調子悪くてなかなか更新ができずにいました。
このHPのデータもほとんど飛んでしまっててこずっていました。
がんばってなんとかまともになりました。


今はちょうどテスト期間。
バイトは休ませてもらってるので釣りとはすこし離れています。



これからどんどん暑くなりますね。

みなさんはどのようなフィッシングライフを過ごされますか?









7月8日


最近気になったSCフックを発注してもらった。
あのルアーフックの1本だけ異常に長く作られたやつだ。

なんだか理屈を聞いていると、なるほど、と思うのだが。
どのようなものなのだろう。

入荷は近日中らしいからとりあえず南港でも行ってためそうかな。


それとさいきんオフショアの釣りに誘われる回数が増えてきた。
バラムツかシイラかマグロは一度は釣ってみたい…。

楽しみなんだがね…お金がね…











7月7日


近くのスーパーに七夕の短冊がいっぱいつるしてあった。


そこには、子供たちがかいたと思われる願いがたくさんつるしてある。

かつて、私も同じようなものを書いた記憶があるが
あのときは皆、野球選手だのサッカー選手だの、仮面ライダーだの、
現実離れというか、横の友達の書いていたものをマネしてかいていたような気がする。


そんなおさない頃を思い出して、今の子供の願いを見回してみた。

「もっと痩せますように」
「お金持ちになれますように」
「頭がよくなりますように」

…なんだか私のころよりとっても現実的になっている気がする。



一番印象的だったのは

「世の中が平和になりますように」

という幼稚園児の願いだった。



この不穏な時代を、こんな子供までもが案じているのにもかかわらず、
私は短冊を見つけたとき

「一生釣りして生きてけますように」

と単純に願ってしまっていた…














7月6日


5日夜、ぶんぶんスタッフ3人で明石沖にサバのライトジギングにいく予定だったのだが、
私は寝坊して置いてけぼり。


そしてあとから釣果を聞くと、50センチのサバが入れ食いでみんなで100匹以上釣ったらしい。

バイトにいくとみんなにサバが配られていて、私ももらってきた。
寝坊というご法度をした後だったので1匹だけだったが…


とは言っても50センチのサバだ。

とってもおいしそう。

5匹ほどあればしめさばをつくるところだが、今回は味噌煮にしよう。


砂糖、みりん、醤油、味噌、しょうがを適量で煮る。
私は小学校の時給食で食べたあの田楽味噌で煮たような甘辛い味噌煮が大好きなので砂糖を多めに。


サバをぶつ切りにして放り込み、落し蓋をして数分煮込む。


        


味がほどよく染みたなら出来上がり。

あつあつのご飯を用意し、ほおばる。


うまっ!!!うますぎ!!


あの給食の味噌煮を初めて食べた時もとてつもない感動を覚えたものだったが、
その時の感動を思い出すような、すばらしいうまさだ。


小学校の頃、青魚というだけであのサバの味噌煮はポイポイ捨てられていた。
しかしそんな大衆魚のイメージで扱われてきたサバの価値が、今急激に上がっている。

近年大衆魚と言われてきたサバの水揚げが激減しているのだ。
昭和50年ころには年間100万トンを超える水揚げを記録していたものが、
最近は激減してきて年間30万トンほどしかとれていない。
このままでは日本のサバは絶滅するのでは?というペースで激減している。
いつだったか宮城県で水揚げされたマサバなどキロ3400円を記録したというくらいだという。


30万トンを500gのサバ1尾で換算して8億匹。
日本国民は日本産のサバを年間8尾程度しか食べれません…。













7月1,2,3日


給料も入ったので1ヶ月たたずに富山帰省。

まず1日。
実は乗る予定のバスに遅れ、さらに変更した電車にも遅れ、この日は断念しました。
つくづくアホでした。

そして2日。
早朝からサンダーバードに乗り富山を目指す。
琵琶湖を横目に見ながら雲行きの怪しくなる北陸方面がとても心配。
やっぱり土砂降りなのかな〜とすでにあきらめムード。

が、福井の山を抜けていざ北陸に入るとまぶしいくらいの晴天。
さっそく富山の友人に電話をしてみる。
すると

「からっからに晴れとるよ!」

嬉しくてもう飛び跳ねたいくらい。
私は晴れ男でした。


やっと実家に着きさっそく車に釣具を詰め込む。
根魚狙いだ。

到着すると前回の帰省の際に一緒に釣行しマゴチを上げていた知り合いが釣りをしていた。この人も滋賀という遠い土地からわざわざここへ足を運ぶつわものだ。

予想外の日差しの中テトラまわりをさぐる。
いつのまにか仲間が集まり5人になっていた。

しかしいい濁りであるにも関わらずなかなか1匹があがらない。
いつもならみんなで爆釣してくるころなのだが…

私はあまりの暑さと根魚の調子の悪さに、一時退却し場所を荒俣付近に移動。
ジグやミノーを投げてヒラメマゴチもしくはサワラでもいないかと気分転換。
しかしまったく魚の気配なし。


時間も夕方になりそろそろ根魚タイムかな、と戻ってみると友人がすでにキジハタを何枚か釣っていた。
サイズは20〜30ほどのものばかりなのですべてリリースしていたが少しは調子がよくなってきたようだ。

私もさっそくルアーを投入。
するとすぐ手ごたえが。

        


なぜか私にはキジハタがかからない。
つれるのはこんなソイやカサゴ。

        


わりとカサゴのサイズは大きくて26、7のものもいくつか上がったのだが
やはりキジハタがかからない。

日が落ちるころやっと30オーバーのキジハタを掛けるが根に潜られ上げる事できず。
このとき一人の知り合いがクロソイ35センチを上げる。


真っ暗になり、根魚タイムは終了。
そんなとき友人がなにやら変なものを掛けた。
彼はその細くジャンプする魚を見て

「あーダツや。」

と言ったが、おかしいなー根魚ねらいでダツかー。
と腑に落ちないようだ。

しかし上げてびっくり。

なんとこの季節にめずらしいジャンボなカマス!
そのサイズ37センチ。まるで鬼カマスのようなアカカマスでした。



テトラから上がり帰宅してシーバスに行こうかなと考えていたら同行者がルアーでアジを釣りだした。
この人達、このまえ33センチのアジをルアーで数匹釣っていて、今日も狙うようだ。

私もライトタックルを用意。スクリューテールを半分にちぎって装着。

一番小さなジグヘッドで漂わせているとビビ、ビビビ、と小気味よいアタリが。
上がってくるのは20センチ前後の程よいアジ。
20匹ほど釣って満足しました。



3日め。

今日は友人と二人釣行。

濁りは昨日よりもよくてつれそう。


すると早速友人がヒット!
25センチのキジハタ。
どうやら今日はいいぞ!



その予感は的中し、その後お昼までに二人で20匹くらいキジハタとカサゴを釣り上げた。
サイズはさほどではないが30センチほどのものは隣でシマダイ釣りしてた知り合いのおじさんに全部あげた。


お昼、友人と昼飯をたべた。
生地にあたらしくできた施設があってそこのラーメンがうまいというのでそれを食べた。
値段は580円。しょうゆとんこつタイプに近い。
超こってり派な私には若干薄く感じたが、そのへんの手抜きラーメンとは違って、それなりにしっかりと作ってるラーメンだ。煮たまごも味がしみて美味しいし、チャーシューもちゃんとばら肉でつくっている。
なにより、麺の長さを短くしてあって、ずるずる吸い続けなくてすむ。なかなか嬉しい心づかいだ。


飯をたべてこれからの釣りについてかたり、ちかくの釣具店でワームフックとシンカー、そして遊びのためにサビキを購入。
アジがよーくまわってるようなので今日の食材にするのだ。


とりあえずまたテトラで根魚。
さっきほどの爆釣はないものの、それなりにアタリはある。
私はカサゴばかりだが、友人はコンスタントにキジハタを上げる。


少しして、空模様が急に悪くなってきた。
夕方から雨だとは言っていたが、どうやら今日は当たるようだ。
沖合で雷が鳴り出した。

そろそろこの釣りも終わりかなという最後で二人同時にヒット。
私はやっぱりカサゴでした。

        


しかし友人の魚はなかなか上がらない。
けっこうでかいらしい。

彼のタックルはベイトタックルなので巻き上げスピードが遅い。
穴に落とすなら強いが、このときはキャスティングしていた。
なので、やっぱり根に潜られた。
朝から根に潜られてすでに数匹をキャッチしそこなっていたのでまたかーという空気が流れる。
しかしかなりいい手ごたえだったのか、あきらめきれないようだ。

ねばること30分ちかく。
私はその間にまたカサゴが…

        
        魚が根から出るのを待つ友人。と、それを襲うカサゴ。


もういい加減違うものの顔が見たい…と思ったとき、友人が

「出てきた!」

こんな長い時間格闘して、魚が出てくるのは珍しい!
さあなにが上がってくるのか…

それをみてびっくり!


        


サイズは30オーバーの、マハタです!

以前に石田近くの河口からのジグで20センチくらいの幼魚を釣りましたが、このへんではそうそう釣れる魚ではありません。
なんてうらやましい…


その直後雨が降り出し、私たちは雨のなかサビキで遊んでました。
15〜20センチのアジを大漁。
食卓が楽しみ。


が…この日は疲れて寝てしまい
大阪へ戻る今日の朝に料理して食べてきました。
いうなればアジのフルコース。


        


アジの刺身、なめろう、から揚げ、塩焼き、そして

        


南蛮漬け。
これがめっちゃうまい!
母に教えてもらった酢1砂糖1醤油1の割合のたれが最高にベストマッチ。
ピーマン、たまねぎ、そしてフレッシュなレモン。
2度揚げしたアジにしっかりとしみて最高にうまい!



最高のフルコースを家族で堪能し、富山を去る時間が来た。

また毎度のごとく寂しい思いがこみ上げるけど
また来月までのしんぼうさ。

雨だ雨だと心配していたけれど、


しとしと雨の富山もよかったよ。

       


また、次は暑い夏を楽しませてくれ!




それまでしばしさようなら。




















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