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2007年10月



10月17日


朱鞠内湖にあるレストハウス…



そこには…




まじかよ!
食べちゃうのかよ!!




メーター級…

2.1mの記録があるらしいけど、
これの2倍って信じらんねえ…







10月16日


北海道を制覇する上で避けて通れない魚。イトウ。
釣り人なら一度はその存在に憧れたのではなかろうか。


本州育ちの人間から言わせてみれば
赤い本にのってる幻の魚、という概念が強く
狙ってそうそう釣れる魚ではないと勝手に想像していたものだ。


が、こっちにきて情報収集してるとなんだかそうでもない。
確かに皆の憧れの魚であり貴重な魚であることに変わりこそないが
どうやら、釣れる、らしいのだ。



そんなこと聞いたらいてもたってもいられない。
早速イトウの旅にでたのであった…



まずは一番近いイトウポイントだという朱鞠内湖へ。
しかしこのあたりは北海道でも特に寒い地区らしく、途中の看板には



日本最低気温−41・2℃の案内が…

この日も確かに寒く気温は10月半ばだというのに余裕の氷点下。
すでに富山の真冬レベルである。





うっそうとした原生林に囲まれた日本一広い人造湖。
それがこの朱鞠内湖の通り名である。
霧が立ち込める鏡のような湖を見つめる程、ここが日本とは思えなくなる。


広い湖なのでポイントはたくさんあるらしいが
ヒグマがこわいのと、ポイントが絞れないこともあり
遊漁券を買う場所からすぐの入り江で竿を振ることにした。


いい日にはそこらじゅうでライズがみれるらしいが
今日は静まり返っている。
ときおり見える波紋は、どうやらお決まりのウグイ…
と思ってる矢先、なにやらヒット。




25,6センチのアメマス。
どうやらここのメインターゲットはこのアメマスらしく
同サイズがパタパタと釣れてきた。



とりあえず初日はアメマスデーフィニッシュ。


車中泊し(ほとんど寝てないが…)
翌日はさらに北にある川へ。


S川?というのだろうか、向かってみるがどこがポイントかわからない。
釣り人はいるがすべてフライマン。
とても入れる雰囲気ではなかったので数投で退去。


しかしこの判断がよかったか
途中の支流で50センチ近いアメマスゲット。
自己記録となるが、デジカメの電池が切れ記念撮影できず…


…ここからはケータイ画質でお楽しみください…



そしてあきらめきれない僕はまた朱鞠内湖へ。
疲労もかなりたまっていたので朱鞠内湖の駐車場で車中泊。
そして数時間後…



夜明けとともに始動した僕のロッドがしなった!

あきらかにアメマスとは違う重量級の手ごたえ!



まさか!!


そのまさかが!!



釣れてしまった!!!


幻の魚釣っちゃった!!!!









70センチオーバーのイトウ!
幻の魚・イトウが目の前に横たわってる!
北海道来てよかった!!


サイズ的にはまだまだな大きさとはいえ
この感動といったら言い表せない!!
ふつうならまだ釣ってやる!と意気込んでロッドを持つはずだが
今回ばかりはもう手につかず
ベンチに腰掛けて3時間くらい一人でニンマリ…


…そのせいか
熱がでて風邪でダウン。
朦朧とする意識の中、帰路に着いた。











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