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ポイント・情報の共有について


某釣り雑誌を見ていた。

根魚のポイントに富山の漁港が紹介されている。

誰かが「雑誌の影響でポイント荒らされた」と言っていた事や、釣り場で地元の人間とルアーマンが喧嘩していた姿を思い出した。


私はこんなサイトを作っているだけあって、ポイントを独り占めしたり内緒にして自分だけおいしい思いをするようなタイプではない。だからここでも釣れたおおまかな場所は公表している。
もっとも、為になる生の情報は皆無な上こんな若造の話しか載せていないこのサイトを見てそのポイントに足を運ぶ人はそうはいないと思う。仮に何人かの釣り人がその場所に釣りに行ったとしてもそれはごく自然な光景であり、釣り場への影響は変わらない。なんら問題はないと考えるからだ。


釣り人にはいろいろな人がいて、みんなで情報を共有しあう人もいれば、単独でポイントを開拓し秘密にしておく人もいる。もちろんどちらも釣り人として間違った事ではなく、それぞれのスタイルだ。

しかし、この両者がぶつかる時が来る。


東部においても、釣り場として認知されてから荒れた場所も数ある。
そんな場所で以前から釣りをしていた人から言わせると、
「俺のポイント荒らしやがって」となるのだろう。
よくそんな言葉を耳にするものだ。

しかし、厳密に言わなければ、海は誰のものでもない。
以前から釣りをしていたからと言っても、その人のものだというわけでもない。
ましてや、そこを荒らすのは同じ「釣り人」なのだ。どんな釣り人も文句を言えるだろうか?

だから、それは逆に釣り人のモラルが重要視されるということ。
荒らし荒らされどこかで結局釣り人同士が困るのだ。


情報を提供するもよし。
独自のポイントを持つもよし。


提供するなら常にその影響を考えねばならないし、そのポイントへ出向くなら節度ある釣行をこころがけるべきである。
独自のポイントに人がくるようになったからといって、そこへ来る釣り人を非難することも慎むべきである。



その雑誌を読み終えて、この本の影響力を考えた。
この情報は生きた情報で、読者数もかなり多いだろう。
かなりの影響力じゃないだろうか。
富山の情報として載っているのは微々たるものだしとやかくは言わないが
「節度」が必要だと思う。

毎度紹介されているような他県のポイントは深刻な釣り場荒れがすすんでいるようだから…。

















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